BATON FOR MOBIUS のロゴマーク

SDGs

BATON for 100

BATON for 100とは

「今の豊かな暮らしを100%未来へつなげる」というコンセプトのもと、タケシンパッケージ(株)が取り組むSDGs達成に向けたプロジェクトの総称です。ロゴマークには「次の世代につなぐ」という意味を込めたリレーのバトンの形を採用し、メビウスの輪をイメージしたデザインには豊かな資源が「永遠につづくように」との願いを込めました。

私たちの取り組み

インテリア吸音材 カセットウォール&シーリング®

環境に配慮した製品開発
(吸音材カセットウォール&シーリング®)

環境負荷低減に向け、次のような取り組みを行っています。

  • 1.再生ペレットの積極的な使用

    ポリエステル製の当社吸音材は、材料の約52%に再生ペレットを使用しています。
    今後は使用率80%を目指し、更なる研究開発に努めてまいります。

  • 2.リサイクルし易い製品設計

    異種材料との併用がリサイクルを困難にするため、製品開発はポリエステルのみで行っています。

  • 3.端材の有効活用

    端材でつくった吸音材を公共施設へと寄付する取り組みを推進しています。廃棄物の削減、及び社会貢献に繋がる取り組みです。

  • 4.製品のライフタイム向上

    製品の成型方法や加熱処理の工夫によって、製品の洗浄を可能にしました。
    汚れても洗って繰り返し使えるため、製品のライフタイム向上に貢献しています。また、パーツの部分的な交換も可能な設計となっています。

  • 5.サーキュラーエコノミーの確立を目指して

    お客様がご不要になられた吸音材を回収し、マテリアルリサイクルによって再び製品へと生まれ変わらせる、サーキュラーエコノミーの構築を目指して取り組んでいます。
    その一環として、お客様にリサイクルへのご協力を呼び掛ける活動を行っています。

産学連携

産学連携

  • 大学との共同研究によって専門的な知見を得ることで、製品のさらなる品質向上を目指しています。当社吸音材による音環境改善が、人々のストレス緩和や生活の質向上に繋がると信じ、今後も研究開発を進めてまいります。
    2023年度実績:「残響時間の弁別閾値と音響的素養の関係性」の共同研究/岡山県立大学 原田和典助教
  • 金光学園高等学校とともに、社会貢献活動に取り組んでいます。
    これまでに、SDGs勉強会や、端材でつくった吸音材を保育施設に寄付するプロジェクトを実施。また、これらの取り組みを高校生の学びの場とすることで、教育への貢献も目指しています。
  • 産学官で連携を図りながら、保育施設の環境整備に向けて取り組んでいます。各々の強みを活かしたパートナーシップによって、多角的視点から保育施設の環境整備を目指します。
    当社は吸音材による音環境整備や知育に繋がる段ボール工作の企画など、得意分野を活かしたアプローチを試みます。
人材育成/事業承継

人材育成と事業承継

  • 企業全体のさらなる飛躍のためには人が大切であるという想いから、社内環境整備にも力を入れています。
    2023年4月より年間休日数を115日に引き上げた他、新たに奨学金返還支援制度も導入しました。さらに、おかやま子育て応援宣言企業として認定を受ける等、働きやすい環境づくりを進めています。
    また、企画営業部では、幅広い経験を積める業務体制の構築や、新卒採用者向けの社内新人研修の充実にも努めています。

最後に

ものづくり企業としての「つくる責任」「つかう責任」を果たすべく、私たちは資源循環の確立に向けて動き出しました。しかし、私たちの努力だけでは実現困難な課題もまだまだ多く残されています。私たちは消費者(個人、法人)を含めた皆様のご協力により、「つくる責任」と「つかう責任」をバランスよく相互に作用させ、真の持続可能な社会を構築できるよう努力してまいります。

タケシンパッケージ株式会社